僕はコーヒーを「香りで飲む」ものだと思っている。
だからこそ、タンブラーにはうるさい。香りを閉じ込めすぎてもだめだし、かといって温度が逃げてしまっても台無しだ。
そんな中で、僕がたどり着いたのが、サーモスのスープジャー「JED-400 IV」だった。

スープジャーを“コーヒータンブラー”に選んだ理由
もともとこれはスープ用として売られている。だけど僕は、初めて手に取ったときに思った。「これ、コーヒーにもいいんじゃないか?」と。
- コーヒーの香りを楽しむのに十分な口の広さ
- 倒れにくく、しっかり閉まる構造(バッグに入れても安心)
- なにより、かたちが落ち着いていて、どこか優しい
使ってみてわかったのは、僕が大切にしている条件を、このジャーはほとんどクリアしているということだった。

JED-400 IVをコーヒー用に使ってみたレビュー
メリット:選んだ理由が、ちゃんと正解だった
- 口が広く、コーヒーの香りがちゃんと立ちのぼる
- 飲み口が優しく、スープ感が逆に心地いい
- 内ぶた構造なので注意して開ければこぼれにくい
- 洗いやすく、作りが丁寧で長持ちしそう
「丁寧につくられた道具を、丁寧に使う」という感覚が、このスープジャーにはある。

デメリット:ちょっとした違和感もあるけれど
- 車のドリンクホルダーに入らない(丸くて太め)
- ふたをちゃんと閉めないと少し漏れる(内ぶたを要確認)
- 職場で「スープ飲んでるの?」とよく言われる
でもそれでいい。だれともかぶらないし、少し笑われるくらいがちょうどいい。

サーモス JED-400 IVの基本スペック
- 容量:400ml
- 保温効力:約6時間後でも70℃以上
- 口径:約7.5cm
- 重量:約0.3kg
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“僕のもの論”としてのJED-400 IV
名前も用途も、メーカーが決めた「正しさ」はある。でも、自分が心からしっくりくる使い方があるなら、それが正解だと思う。
このスープジャーは、コーヒーを香りで味わうための“僕の器”だ。
きっと、これを手に取るたびに思うだろう。
「ああ、これはやっぱり、僕のものだ」って。
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